ゆかりのある
画家でありアーティストの大小島真木さんの初となる絵本『ウオルド』(7/16発売)が届いています
『ミルクの中のイワナ』の坂本監督からの紹介からお二方が日田へお越しくださり、
オーナーがディープな日田を案内し、一泊してくれました。その時に福岡のワンビルに作品が展示しているとお聞きして、早速見に行きました。写真はその時の写真です!
そして、
本作は大小島さんが2009年に制作した連作絵画シリーズ〈ウオルド〉に、新たに加筆、編集を加え、絵本として纏めあげた作品です。 原画は大きいものでは170cmもあり、その迫力を1冊の絵本としてまとめた、かつてない絵本。詩人・翻訳家の高田怜央さんによる英訳も注目です。
大小島さんの作品を見るとまるで動いているように見えてきて、ことばでは説明できないけど、何億年という遺伝子たちとともに生きているというか、命をいただくことでできてるというか、大きくて深いところでいま生きていると実感が湧いてきます。
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私がこの〈ウオルド〉を描いた頃はまだ学生でした。どこか夢のヴィジョンを追いかけるようにして、文字通り“夢中”になって、毎日何時間も描きつづけていたのを覚えています。今回の出版にあたっては、特に後半部分に大きな変化を加えていますが、それ以外の箇所については大きく直したりはしていません。修正の作業はどこか過去の自分とセッションしているような感覚もあり、流れた時のことを、そしてそれでも確かに繋がっている今を、あらためて思わされました。
instagram 大小島真木より